ベスト16の夜(2018.6.28)
今日は朝からくそ暑かったですね。なんと関東地方は梅雨明けしたそうです。早くて驚きです。水不足が心配です。
昨夜ははワールドカップのポーランド戦が23時からありましたのでそれを挟んで観望していました。戦術は日本らしくありませんがベスト16おめでとうございます。
この日もNinjaで木星土星がよく見えました。
binovue+x2Extender+XL14mm (x257)
良く見ると衛星の影が写りました。(眼視でははっきり見えます。)
6/28 21:17~ 1/200 22:45~ 1/60
Ninja400+Nagler7mm (x257) S95手持ちコリメート ISO3200 F4.9
先発で9cm-binoも出していましたが単眼で撮影するとなると光量不足です。
6/28 21:33~ 1/10 23:59~ 1/40
Megrez90+EMS+Nagler zoom 3mm S95手持ちコリメート ISO3200 F4.9
今晩も木星を9cm-binoで見ていましたが風も強くシーシングもよくありません。
雲も多いので今日はおしまい。
以前国際kkで扱っていた白ドブがシュミットから復活しました。
15cmのやつはF8で惑星が良く見えると話題になりましたね。(税込 32,184円)
今日の1曲
Long Hot Summer by Keith Urban
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今日はNinjaで木星がよく見えました。(2018.6.26)
今日は薄雲がありましたがシーイングがよく木星の縞模様がよく見えました。
binovue+x2Extender+XL14mm (x257)
XW10mm(x360)でもまあまあでしたが像が甘くなるのと追尾が大変なので、
この日はXL14mmがベスト。
いつもの手持ちコリメート1発画像はこちら 正立に反転しています。
お見せするほどの画像ではありませんが(笑)
6/26 20:53~ ISO3200 F4.9 1/80 Ninja400+Nagler7mm (x257)
大赤斑がカラフルです。
今日の1曲
Clors by Utada Hikaru
自宅観望(2018.6.21&22)
今日は観望会の予定でしたが悪天候で中止となりました。1日ずれてくれたらよかったのですが・・・
21日は少し雲がありましたがTSA120とC11を出して木星と土星で見比べていました。雲もあったので部屋に入ったり外に出たり3時間ほどやっていました。
C11は像が落ち着かず常にTSA120の勝ち。丁度大赤斑がありましたが薄雲があったので撮影はしませんでした。
TSA120+2'mirror+binovue+x2Extender+WA8 (x225)
C11+2'mirror+BS双眼装置+WA17mm
星ナビ7月号の根本さんの記事を拝見すると惑星をシュミカセで撮影されている方は鏡筒に換気ファンや温度計を付けたり主鏡を固定して毎回光軸調整とか。
そして「外気温と主鏡の温度差にもよるが熱均衡に達するにはC8クラスで1~2時間、C11クラスで3~4時間以上」
う~ん 大口径を高倍率で運用するのは自分みたいな万年初心者ではハードルが高いな~ チコちゃんに叱れますね。「ぼ~と見てるんじゃね~よ~」
でも開放鏡筒のミューロンだったらどうなんだろう~とまた考えてしまいます。
翌22日も薄雲もありましたが晴れていたのでTSA120で金星から見ました。
ゆらゆらですが欠けているのはわかります。大きさも14"と火星より小さいです。
6/22 20:17 1/250 20:23 1/60 23:09 1/10 23:52 1/50
Naglerzoom 3mm Naglerzoom 5mm? Nagler7mm Naglerzoom 6mm
x300 x180? x257 x300
S95 手持ちコリメート ISO3200 F4.9(共通)
木星は比較的シーイングがよく見えました。Ninja400+binovue+x2Extender+Or14mmでも明るいイメージで見えました。撮影したのはTSA120のみ
そして土星
TSA120+2'mirror+BS双眼装置x2Extender+LV10mmでカシニー全周くっきりのキレッキレッの土星が見えました。
40cmではでかくて明るく、カシニーも見えていましたがと時折像が二重になったり屈折程安定していません。像は暗いけど安定している屈折、像は明るいけど時々乱れるニュートンどっちがいいか悩ましい。でも屈折は裏切られることが少ないと言えるでしょう。Ninja400での撮影ではカシニーははっきり写りませんでした。
では9cm-binoはどうだろうと比較してみました。Naglerzoom 3mm x184
x180前後の対決だとTSA120の方がシャープでした。
9cm-binoはズームして4mmx140だと小さくなりますが同じようなシャープなイメージでした。倍率を下げればあたりまえか(笑)
最後は火星 屋根ギリギリ
う~ん40cmでものっぺりしていて極冠がどっちにあるのかもわからない
折角接近してきているのに砂嵐とは・・・思わね落とし穴
今月は「火星観測ハンドブック」が付録した星ナビを買ったのになぁ~
早く収まって欲しいですね。
いろいろ鏡筒比較をしましたが夏の惑星観望は先発はTSA120
リリーフはNinja400になりそうです。
追記) 日曜日も見えていたので9cm-binoとNinjaで見ていました。大赤斑は隠れるまえでぎりぎり。今年の大赤斑は赤くていいですね。土星を見て火星の高度が上がるころにはベタ曇りとなってしまいました。
サッカーの日本戦TV観戦はどうしようかな~
6/24 19:32 ISO3200 F4.9 1/125 19:42 ISO3200 F4.9 1/30
Megrez90+EMS+Naglerzoom 3mm Megrez90+EMS+Naglerzoom 4mm?
今日の1曲
黄砂に吹かれて by 工藤静香
火星は黄砂が舞っているのでしょうか?
梅雨の晴れ間に濃いやつを堪能 (2018.6.12-13)
新月期北関東では火水と晴れの予報。水曜のほうが条件はいいのですが最悪のシナリオ天気の急変を考え火曜日にドブを積みこみました。20時過ぎのAstroGPVを確認して8:45にホームグランドへ向けて出発。
関越高速で群馬に入ってもず~と曇り、富岡付近では雨もぱらつき始めました。やっぱり明日だったかな~
23時前に現地到着。雲が多いですがいくつか星は見えています。
予報の割には車も結構あります。新月期なのでみなさん晴れ間を狙っていますね。しばらく様子を見てドブを組立。
晴れている所を見つけて観望。風が無いため夜露はすぐ鏡筒に付着
雲の合間を狙って観望するのも試されているようで面白い 忍法「もぐらたたき観望!」ニンニン
夜半過ぎても雲が多く、予報通り晴れたのは1時位でした。しかし今期最高かな~と思わせる濃い天の川が見られました。
固定撮影 すっぴんでこの写り 「雲と天の川がよくわからない」そんな声も聞こえてきました。
今回見たものは
M81&82,M101.M97&108,M106,M109,M51,NGC4631,4656は
球状星団はM3,M4,M5,M10,M12,M13,M22,M92,M71そして秋物のM5,M12
M6,M7,M8,M20,M22,M16,M17,M11,M57,M27,網状など
3惑星はシーイングのせいかいまいちの見え方。
ちょっと今回は準備不足。もっといて座を攻めたかったなぁ~
折角晴れてきましたが睡魔が来て2時前にアンドロメダと双眼鏡で二重星団を見て撤収。季節は進んでいます。
この遠征はドブで見たDSOより肉眼でた天の川がよかったですね。
過去にも梅雨時にこういう経験をしたことがあります。
移動データ
行き20:45-22:50 帰り 4:30-6:25
高速道路代 東松山IC-下仁田IC 1,920円x2 合計3,840円
走行距離212km
今日の1曲
Sooner or Later by Alan Parsons
10cmと12cmの差ってどんだけ?(2018.6.4)
なんかどういうわけか天リフにリンクされてしまいアクセス数が増えています。
1枚目の画像が他の上手な方のものと並べられてしまうので困ったな~
この日の自宅観望のお題は「10cmと12cmの差」です。
T-mountにTSA120(120/900)とFL102S(102/920)をセット。
TSA120はスライド式のフードなので全長は短いのですが3枚玉なのでずしりと重いです。FL102Sは全長は長いですが軽量で片手で楽に持てます。
西~FL102S 東~TSA120
大きさの比較 上:TSA120 中:FL102 ついでにFL90Sも虫干し(下)。
1回戦は木星
いつものようにS95手持ちコリメートです。天頂ミラーを使っているので眼視は裏像ですが画像は今回よりみなさんに合わせて正立にしました。
6/4 21:40~ ISO3200 F4.9 1/30 6/4 21:32~ ISO3200 F4.9 1/30
Naglerzoom 5mm Naglerzoom 5mm
眼視では9cm-binoもサイドバイサイドで比較
TSA120+BS双眼装置+WA8>FL102+binovue+LV10>9cm-bino+Naglerzoom3mm
9cm-binoよりFL102+binovueが上回りました。FL102の方が像は暗いのですがかえって模様が見やすい。 TSA120はFLよりさらに倍率を上げてもシャープネスは落ちず口径分の余裕があります。
2回戦は土星
6/5 0:05~ ISO3200 F4.9 1/10 6/5 0:10~ ISO3200 F4.9 1/10
Naglerzoom 5mm? Naglerzoom 5mm?
土星は逆に明るい9cm-binoの方がFL102よりきれいに見えます。
TSA120+BS双眼装置+WA8≧9cm-bino+Naglerzoom3mm>FL102+binovue+LV10
やはり短焦点の9cm(f558mm/F6.2)では3mmのアイピースで200倍に届かないので惑星観望には不利ですね。でもF9だと振り回すには長すぎるし・・・
Binoの素材としては10cmでF7位が2インチアイピースによるリッチフィールドから惑星までよさそうです。
ビノテクノのBLANCA-102SEDは良い選択ですね。スライド式のフードでコンパクトなのも美点です。でもどうせ作るならやっぱり定評のあるタカハシのFC100DF(100/740)かな。フードがスライド式のFC100DSが発売されるといいんだけど・・・
この日もC11を出していました。
火星はNagler7mm x400で見ていました。やはり火星はこれ位の倍率で見たいですね。
架台はT-mountですがバランスが悪いのか微動ハンドルを回すと視野のいっぱいに被写体が揺れました。自動追尾の赤道義が欲しくなります。
6/4 23:29~ ISO3200 F4.9 1/15 6/5 0:52~ ISO3200 F4.9 1/60
セレストロン8-24mm 8mm ? Nagler7mm
関東地方は今日梅雨入りだそうです。適度に雨も降って夜少しだけ晴れてくれると嬉しいな~
今日の1曲
2000トンの雨 by 山下達郎
自宅観望 Bkmak180 vs C8(2018.6.2)
昨日まで梅雨入り前の好天が続きました。毎晩惑星と機材三昧で寝不足でブログ投稿のする時間がありません。今夜はようやく一息ついて書いています。
先週の土曜日の晩は複数台機材を準備しました。
期待のNinja400は木星を見たら片ボケ。レーザーで確認したら主鏡の光軸がずれていてかなりショック!ずれたことは無かったのに・・・・
主鏡を再メッキして何かどじったかな?これは後日調査。
この夜のメインはBkmak180と古いC8EX(SP時代)でどっちが良く見えるか比較です。天頂ミラーと安価なBS双眼装置、WA17/Or14/WA12アイピース使用。
証拠写真はいつものようにS95手持ちコリメートです。天頂ミラーを使っているので画像を上下反転させ倒立像としています。トリミングと反転以外の画像処理は無し
1回戦は木星
6/2 20:13~ ISO3200 F4.9 1/40 6/2 20:20~ ISO3200 F4.9 1/50
セレストロン8-24mm 18mm位? 12mm位?
2回戦は土星
6/2 20:13~ ISO3200 F4.9 1/10 6/2 20:20~ ISO3200 F4.9 1/10
セレストロン8-24mm 12mm位? 8mm位?
最後3回戦は昇ったばかりの火星
6/3 1:08~ ISO3200 F4.9 1/80 6/3 1:16~ ISO3200 F4.9 1/60
セレストロン8-24mm 8mm x338 PL6.3mm x317
画像では差はあまりありませんが高倍率の伸びが若干Bkmak180の方がいいように感じました。自分の持っているアイピースで1ランク短いものが使えます。とはいうものの両者とも主鏡移動式合焦システムて天頂ミラーに双眼装置を付けているので実効F値は13~14程度にまで延びていることもあるそうなので果たして何倍か?この記述も自信ありません。
惑星に特化するならBkmak180、ディープスカイなど低倍率も必要ならオールマイティーなC8ってところでしょうか? 両者ともリーズナブルな価格でいい仕事をしてくれると思います。ミューロンとの差が気になりますが自分のへたれ目じゃ差がわからないということにしておきます。
C11も撮影しましたがうまく撮れませんでした。眼視のイメージもこの日のシーイングでは特にC11の優位は感じなかった。
6/2 20:47~ ISO3200 F4.9 1/10 6/2 23:18~ ISO3200 F4.9 1/10
セレストロン8-24mm
一口に惑星と言っても明るくて大きい木星、暗くて小さい土星、明るくて小さい火星 適正倍率も違うので攻略は難しい~
今日の1曲 6月初投稿ということで
June bride by 角松敏生